宮城県の南三陸町と石巻市の境にある景観地、神割崎には、2月と10月のわずかな期間しか見られない絶景を見ようと多くの人が訪れています。

 早朝、カメラを手に多くの人が待ち構えるのは、2つの大きな岩の間から登る朝日です。午前6時半ごろにはだいぶ明るくはなってきたものの、雲が邪魔をしてまだ太陽は見えません。

 午前6時40分すぎ、雲に隠れていた太陽がようやく姿を現すと、訪れた20人程が朝焼けに染まった空と大きな岩に押し寄せる荒波のコントラストをカメラに収めていました。

 訪れた人「きれいですね。すごくきれいです。(雲が厚くて)見れないかなと心配してたんですけど出てきてくれたので」「雲が多いので良い写真は期待できなかったんですけど、波のしぶきとか良かったと思います」「神々しいですねやっぱり」

 岩の間からの日の出は、今週いっぱいは楽しめるということです。