宮城県大崎市の酒造会社で日本酒作りに使う米の田植えが始まりました。

 宮城県大崎市の酒造会社「一ノ蔵」では、田植えを前に、御神酒を田やトラクターにかけ、作業の安全や豊作を願いました。

「一ノ蔵」では、2005年から自社で米作りを行っていて、今年も、20ヘクタールの田んぼで、7品種の作付けをします。

 1日は社員4人が15センチほどに育った、早稲種の酒米「やまのしずく」の苗を植えていきました。

 今年は、春先に気温の高い日が続いたため、育苗用ハウスにこまめに風を通すなどして苗の生育が早まりすぎないよう調整したということです。

 この田んぼで育てられた稲は9月上旬に刈り取られ、日本酒の原料になるということです。