宮城県多賀城市で、飲酒運転の車が高校生の列に突っ込み3人が亡くなった事故から5月22日で18年です。この日を前に、飲酒運転根絶を誓う大会が開かれました。

 18日に登米市で開かれた大会には、市民や地元の交通安全協会の会員など約600人が参加しました。

 大会では犠牲者に黙とうが捧げられた後、仙台育英高校の生徒代表が飲酒運転根絶に向けたメッセージを読み上げました。

 春成惺真さん「飲酒運転による事故を減らすためは、一人一人が飲酒運転は絶対にしてはいけないことだという意識を持ち、行動していくことが大切だと思います」

 厳罰化や条例制定でによって、宮城県の2023年の飲酒運転による事故は、4月末で7件と前年の同じ時期から8件減りましたが、根絶には至っていません。