下水に含まれる新型コロナウイルスの濃度から仙台市の感染状況を予測する東北大学の調査で、今週も横ばいの状態が続く見通しが示されました。

　東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、下水から検出される新型コロナウイルスの濃度などから、毎週仙台市の新規感染者数を予測しています。

　ウイルス濃度に大きな変化はなく、今週の予測値は２８６９人と横ばいの状態が続く見通しが示されました。

　東北大学大学院工学研究科佐野大輔教授「ゴールデンウイークの影響が下水濃度の方に出てくるのかなと思っていたんですけど、出てはいませんでした」

　ＧＷ明けから新規感染者数は、特定の医療機関を対象とする定点把握となりました。

　仙台市は先週、１医療機関当たり２．６１人で増減が分かる次の発表は２４日です。