18日、宮城県栗原市で住宅など10数軒が焼けた火事について、火元となった住宅の出火原因はネズミが電気配線をかじったことによる漏電の可能性があることが分かりました。

 18日、栗原市若柳で80代の男性が住む木造2階建ての住宅から出火し、住宅や物置など10数軒が焼けました。

 警察と消防で火元の住宅を実況見分したところ、焼け跡からネズミにかじられたような中身がむき出しになった電気配線が見つかりました。

 火元の住宅には男性と妻が暮らしていましたが、出火の際は外出していて誰もいませんでした。

 警察では、ネズミにかじられた電気配線から漏電し出火した可能性もあるとみて慎重に調べています。