国内最大級花と緑の祭典、全国都市緑化仙台フェアが、54日間の会期を終え18日に閉幕しました。来場者数は目標の100万人を突破しました。メイン会場は今後、公園として整備されます。
緑化フェアのメイン会場、青葉山公園追廻地区には最終日の18日も家族連れなどでにぎわいました。
「すごい話題になっていて、最終日だったので記念に子どもと一緒に来たいなと思いました」「自分で植えるのと違って、このようにカラフルにさすがプロだなと思って、素晴らしいです」
仙台市で34年ぶりの開催となった全国都市緑化フェアでは、仙台七夕まつりの吹き流しをモチーフにした大花壇に200種類12万株の花々が咲き、時期によって様々な花を見られるよう定期的に植え替えも行われました。
各会場で様々なイベントも行われ、来場者数は、目標としていた100万人を突破しました。
仙台市では、54日間の会期中、きれいな花を維持したスタッフやボランティアの努力とともに、コロナが5類に移行し外出する人が増えたことや、飲食スペースを利用する人が多かったことなどが効を奏したのではないかとしています。
18日は、来場者に花がプレゼントされフェアのマスコットのフォレッピが見送りました。
「色々なお花見られていっぺんに。楽しかったです。またやってほしい。(プレゼントの花は)ベランダで育てます」
会場は19日から撤去作業が始まり、追廻地区は今後公園として整備されます。
大花壇のあった中央広場は、イベント会場や市民が気軽に訪れることができる芝生の広場として、2024年夏ごろまでに完成する予定です。周辺エリアも自然散策ができる場所などとして整備されます。
郡仙台市長「青葉山エリアを仙台の観光の目玉になるように、あるいは市民の皆様方の憩いの場所となるように、これからも関係団体と色々と手をつなぎながらですね、進めてまいりたいと思います」