新型コロナの感染法上の位置付けが5類に移行して初めてとなった2023年のお盆。宮城県内の観光地はほぼコロナ禍前の水準にまで旅行客が戻りました。
県内を代表する観光地「松島」。天気に恵まれたこともあり、16日も多くの観光客が訪れました。
長野から訪れた人「フェリー乗ったりこの辺を歩いて、日本三景と聞いていたので楽しめればいいかなと」
ニュージーランドから訪れた人「美しいです。ここに滞在したいです」
遊覧船を運行する丸文松島汽船では、16日の1日で1000人以上が乗船し、臨時便を出して対応しました。
丸文松島汽船松島営業所矢部善之所長「(コロナで)ここ数年間の間が全くゼロだったのでそれを考えると本当にいい感じで伸びていると思っています」
さらに、コロナ前よりも目立つのが外国人観光客で、台湾やタイ、マレーシアなどアジアからの観光客が急増しているということです。
丸文松島汽船松島営業所矢部善之所長「(外国人観光客は)2019年よりも150~180%くらいの数字になっています。ようやく門が開いたので一斉に行こうぜと来ていただいている感じです」
一方、こちらの温泉旅館でもお盆休み期間中は多くの日で満室となりました。
今後外国人客が増えることを見込んで、韓国人や中国人など外国人採用にも力を入れています。
小松館好風亭小松篤司社長「ようやくコロナも落ち着いてきて、お客様も活性化してきて楽しくお客様に楽しんでいただける環境が整ってきたので、ぜひたくさんの方に旅行に来ていただきたい」
松島観光協会によりますとお盆休み期間中の人出は最も多い日で1日およそ2万5000人とコロナ禍前の水準にほぼ戻ったということです。