送り盆の16日、仙台市青葉区の寺ではお盆の間に帰って来た先祖の霊を送り出す「ぼんと祭」が行われ多くの人が訪れました。
青葉区八幡の龍宝寺では70年ほど前から毎年8月16日にお盆のお供え物や古い卒塔婆などを焚いて先祖の霊を送り出す「ぼんと祭」を行っています。
ぼんと祭は小正月に神社で行われる「どんと祭」にあたる仏教の行事です。
今年は新型コロナによる参加者の制限がなく、およそ200人の檀家が訪れて先祖の冥福を祈っていました。
訪れた人「8年前に母が亡くなって2年前に父が亡くなったので伺いました。亡くなった両親への感謝とご先祖様への感謝を込めて手を合わせました」
「みんな元気で過ごせますように。見守ってくださいと言いました」
また16日は風が強く、建物への延焼を防ぐため通常よりも卒塔婆の山を低くしてお焚き上げが行われました。