みやぎ生協がこの冬に配達する灯油の暫定価格は、前の冬より約9%高い18リットル当たり2232円と過去最高値になりました。
みやぎ生協は22日、この冬に配達する灯油について暫定価格を発表し、18リットル当たり2232円としました。
前のシーズンより180円、8・77%高くなり過去最高値です。
みやぎ生協矢野敏昭エネルギー事業本部長「非常な高値となっております。最大の要因は原油相場の高騰と、プラスして円安による輸入価格の高騰でそもそもの仕入れ価格が今までにない価格に高騰していることが最大の要因でございます」
灯油の原料となる原油は、ロシアのウクライナ侵攻や世界的な経済回復を背景に高値が続いていて、為替相場が円安傾向になっていることも国内での価格を押し上げていると説明しました。
燃料の価格については政府による補助金が12月末まで決まっていて、高値が続くようであれば更なる延長を求めていくということです。
みやぎ生協による組合員への灯油の配達は、9月25日から2024年年4月26日までの予定です。