宮城県で2023年に1年間で発生した特殊詐欺の被害額は7億円を超え、過去7年で最多となる見通しです。

 宮城県警によりますと、11月末までに宮城県で確認された特殊詐欺の被害は310件で、被害額は7億3685万円に上りました。前年に比べ約2億5000万円増え、過去7年で最多となる見通しです。

 被害の多い手口としては、ウイルスサポートの名目で電子マネーを購入させる架空料金請求詐欺や、SNSでFX(外国為替証拠金取引)などへの投資を勧める金融商品詐欺が目立ち、被害額の6割を占めました。

 県警は投資への関心の高まりが被害が増えた一因として、注意を呼び掛けています。