村井宮城県知事は、10日に能登半島地震の被災地を訪問したことを明らかにし、現地は復旧復興のフェーズに移行していて、継続的な支援が必要であるとの認識を示しました。
村井知事は13日の会見で、10日に石川県庁を訪問し馳浩知事から被災状況の説明を受け、災害見舞金と県職員からの義援金を手渡したと明らかにしました。
宮城県が集中的に支援している能登町も訪問し、応援職員として派遣されている12人を激励したということです。
支援の在り方について、次のように述べました。
村井知事「復旧復興業務は長期にわたる対応となるため、宮城県としても継続的な支援をしていくこと。被災地は応急復旧から復旧復興へのフェーズに移行している」
奥能登地域の2市2町だけで59年分とも言われる災害廃棄物については「距離が遠く輸送に問題があり、宮城県への搬入は現実的ではない。近県での処理が望ましい」との認識を示しました。