全国で流行している百日せきですが、宮城県でも感染者が増えています。直近の感染者数は、過去の流行期に近い水準に迫っています。

 宮城県によりますと、13日までの1週間に宮城県では百日せきの感染が5例報告され、2025年の感染者の累計は17例となりました。

 宮城県では2018年からの3年間、百日せきが流行していて、ピークだった2019年は118例が確認されていました。

 当時の1週間当たりの最多の感染報告は7例でしたが、今週の5例はそれに迫る報告数ということです。

 宮城県はワクチンの接種を検討することや、基本的な感染対策を徹底するよう呼び掛けています。