東日本大震災からの復興を後押ししようと販売されている、東北福興弁当のシリーズ第12弾がお披露目されました。今回は、インバウンドに対応しています。
東北福興弁当は、駅弁の販売などを手掛けるJR東日本の関連会社が2011年10月に第1弾を発売し、これまでの出荷数はシリーズ累計90万食を突破しています。
6日、食品事業者など約20人が参加してシリーズ第12弾となる東北福興弁当がお披露目されました。
三陸産のサンマ煮や、宮城県産アカモクの佃煮などの食材が使われています。
今回、インバウンドに対応するため弁当の掛け紙に二次元コードを掲載し、英語のメニューが表示される仕組みを導入しました。
試食した人「どこから食べてもおいしい。被災地だけはなく、東北全体での復興を改めてこの弁当を食べて感じました」
JR東日本クロスステーション安部基宏常務執行役員「東北の食の魅力が表現されつくされている弁当だと思っていて、しっかりと日本と世界のお客様にアピールできるように取り組みを進めていきたい」
第12弾の東北福興弁当は、8日からJR仙台駅や東京駅などで販売されます。