宮城県が進める4病院再編構想の白紙撤回を求め、患者や地域住民らが県庁前で抗議活動を行いました。

 宮城県庁前で抗議活動を行ったのは、東北労災病院を守る会や再編構想の対象となっている4病院の患者など約30人です。

 12月の仙台赤十字病院と県立がんセンターとの統合に関する基本合意の白紙撤回も含め、患者や医療従事者の声を聞き入れてほしいと訴えました。

 東北労災病院を守る会小玉高弘事務局長「命や健康に直結する問題ですので、改めて白紙撤回に向けて全力で運動を進めていく覚悟であります」

 県は、東北労災病院と県立精神医療センターの移転に関し2023年度内に基本合意を結ぶ予定でしたが、2024年度に持ち越ししています。