通信大手の「IIJ(インターネットイニシアティブ)」はサイバー攻撃により、約400万件の顧客情報が外部に漏洩(ろうえい)した可能性があると発表しました。

 情報漏洩の可能性があるのはインターネットイニシアティブの法人向けメールセキュリティサービスに契約するすべての顧客のメールアカウントなどです。

 メールアカウントは約407万件分に上るということです。

 メールのアカウントのほか、パスワードや電子メールの内容なども漏洩した可能性があるとしています。

 去年の夏以降にサイバー攻撃による不正アクセスを受け、今月10日に情報漏洩の可能性を確認しました。

 すでに不正アクセスの経路を特定して切り離し、現在は安全に利用できるとしています。

 原因や影響については調査を続けているということです。