宮城県は、石巻市発注の公共工事をめぐる官製談合事件で役員が逮捕された遠藤興業に対し16カ月間、県が発注する公共工事を請け負えなくする指名停止処分にしました。

 この事件では、遠藤興業の専務執行役員が設計書の写しを石巻市の職員から受け取っていたとして、入札妨害の疑いで逮捕されました。

 県は、遠藤興業に対して4月25日から16カ月間、県が発注する公共工事を請け負えなくする指名停止処分にしました。

 石巻市も遠藤興業を4月10日から2年間の指名停止処分としています。

 khbの取材に対し、遠藤興業は連日「担当者が不在にしている」とコメントしています。