10日に過去2番目の上げ幅となった日経平均株価は、11日は再び大きく値下がりしています。
日経平均は取引開始から値下がりして一時、10日よりも1800円以上、値下がりしました。
前日のアメリカ市場でハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数など、主要な株価指数がそろって値下がりした流れを受けました。
「トランプ関税」を巡るアメリカと中国の対立激化から、世界的な景気後退への警戒感が一段と高まっていることが要因です。
また、外国為替市場で1ドル=143円台まで急速に円高が進んでいることも影響しています。
東京市場は10日、過去2番目となる上げ幅を記録しましたが、今週はトランプ関税を巡って乱高下しています。