春の暖かさを感じられる日が増え、花に誘われて舞い降りるチョウの姿も多く見られるようになりました。そんななか、誰をも惑わしてしまう変わった花が咲いています。

 野原に咲くネモフィラに吸い寄せられるように飛んできた1匹の白いチョウ。

 しかし、なかなか花に止まろうとしません。

 それもそのはず、本物の花ではなく市販の洗濯バサミでできているんです。

 このネモフィラは岡本なうさんの作品で、祖母や母親の手伝いをするなかで洗濯バサミの魅力を知り、その後、アートとして手掛けるようになったそうです。

 タンポポやチューリップなど季節感を意識した作品作りが特徴で、リアリティーを演出するため野原や庭で撮影しているということです。

 少しでも本物の花に近付けられるように、あえてピントをぼかして味わいを出しやすい一眼レフで撮られています。

 SNS上では「チョウも寄ってくるリアリティーってすごい」「素敵な瞬間」などと称賛するようなコメントが寄せられています。

 4月20日の投稿からわずか5日で3万1000回再生されています。