全国都市緑化仙台フェアが26日に開幕します。東部エリアの会場となるせんだい農業園芸センターでも、季節の花が咲きそろい34年ぶりの開催に向け準備は万全です。

 仙台市若林区のせんだい農業園芸センターは、今回の緑化フェアで震災の伝承を目的とした東部エリアの会場の一つです。

 緑化フェアの開催に合わせ、26品種の球根を植えたということで園内では2万本のチューリップが咲きそろい、見頃を迎えています。

 復興のシンボルとして毎年秋に登場するわらアートが今回は特別にこの時期に合わせて作られ、新作も登場しました。

 キングコングをモデルにした、わらコングです。

 新谷紗也さん「左手の部分に、捕まったというような感じで人が入って撮影ができるような、遊びの要素も入った作品として今回キングコングをモチーフにした作品が登場しました」

 このほか、会場には園内の木を材料にしたSENDAIのフォトスポットを設置しました。

 見頃を迎えたネモフィラなど季節の花とともに、34年ぶりの緑化フェアの開催に向け準備は万全です。

 せんだい農業園芸センター高橋美沙さん「園芸センターも津波の被害に遭っています。そこから復興してきてきれいにお花が咲いていますので、そちらを感じいただければと思います」