宮城県大崎市古川の居酒屋で、昼食を食べた女性8人が発熱や嘔吐を訴えました。大崎保健所は食中毒と断定し、店を29日から3日間の営業停止処分としました。
営業停止処分を受けたのは大崎市古川の居酒屋、旬菜酒楽かぐらです。
宮城県によりますと、この居酒屋で4月21日に刺身や天ぷらなどの昼食メニューを食べた50代から70代の女性8人が、発熱や嘔吐などの症状を訴えました。
このうち女性3人が大崎市内の医療機関を受診しましたが、いずれも快方に向かっていて症状は軽いということです。
県は、患者と調理従事者からノロウイルスが検出されたこと、症状を訴えた人が共通してこの店で食事をしていたことなどから食中毒が原因と断定しました。
大崎保健所は、この店を29日から3日間の営業停止処分にしました。
宮城県によりますと、今年に入ってから県内の食中毒の発生は、6件目だということです。