宮城県富谷市の新たな特産品として注目を集めているはちみつが、初めて収穫されました。
富谷市では7年前から市民ボランティアの協力の下、市役所の屋上にミツバチの巣箱を設置し毎年はちみつを収穫しています。
約40人が参加し17の巣箱からはちみつがたまっている木製の枠を取り出し、遠心分離機に掛けます。
収穫されたのは約35キロで、糖度は約85度と、一般的なはちみつに比べ5度程度高くなっています。
はちみつの普及に取り組む団体が実施するコンテストで、2023年に最もおいしいはちみつとして最優秀賞を受賞しています。
参加者「前年よりも濃厚な気がしますね。
花の香りも強いような気がします」
若生裕俊富谷市長「はちみつの町ということで全国、世界に発信していければと思っています」
はちみつは7月末ごろまで収穫され、富谷市のスイーツ店で利用されるほか、ふるさと納税の返礼品にもなるということです。