職員への負担など介護現場の課題を解決する最新機器を集めた展示会が、仙台市宮城野区で開かれています。

 展示会には、全国から約60社が出展しています。

 東海林真衣記者「リモコンで、立ち上がったり座ったりする操作を、体を固定するベルト無しに安全に行うことができるロボットです」

 体重100キロの人まで利用でき、防水機能も備わっているため、ロボットに身を預けたままシャワーを浴びることもできるということです。

 センサーで体の動きを検知し、モーターでベルトを巻き上げるアシストスーツです。スーツを着用すると、かがんで作業する際の腰の負担を、通常時に比べわずか6%に軽減できるということです。

 「機械に固定されている感じがして、腰に負担が軽減される感じはしますね」

 主催者は、施設内などで活用できる機器を見つけて、介護に役立てほしいと話していました。