宮城県柴田町では開催中の紫陽花まつりに合わせ、キッチンカーなどが出展するマルシェが始まりました。新しい図書館の整備に向け、にぎわいづくりの社会実験も兼ねています。
柴田町のしばたの郷土館や船岡城址公園駐車場を会場に行われているあじさいマルシェは、初開催のイベントです。木陰で一休みする人、町のグルメが味わえるキッチンカー、室内では子どもたちがボールプールに飛び込んで走り回り、体を駆使しながら壁によじ登るボルダリング体験をして楽しむ姿が。
柴田町都市建設課佐藤康弘課長「柴田町のにぎわい交流拠点として、一体的に整備計画を進めている」
柴田町では2027年度、船岡地区の中心部に新たな図書館が完成する予定で、町のにぎわい交流の拠点とする整備計画を進めています。
2022年からは、宮城大学の支援の下で町民も交えてワークショップを開催するなど、にぎわいづくりに向け協議を重ねてきました。
あじさいマルシェは、ワークショップなどで出された意見を元にした社会実験で、来場者にアンケートを実施し、今後の整備に向け検証を行う予定です。
柴田町都市建設課佐藤康弘課長「柴田町だけではなく、近県や近隣市町村の方々も足を運んでいただけるような県南のにぎわいの拠点になるような拠点作りになっていければ」 マルシェは30日まで開催され、28日にはナイトマルシェとして、LEDのランタン作りなどが行われる予定です。