6月12日のみやぎ県民防災の日を前に、仙台東警察署で大規模地震を想定した訓練が行われました。

 みやぎ県民防災の日は、1978年6月12日に発生した宮城県沖地震を受けて制定されました。

 訓練は大地震で宮城県に大規模な被害が出たという想定で行われ、若手警察官約60人が参加しました。

 若手警察官らは、先輩から指導を受けながら車の中に取り残された人を救助する手順を確認しました。

 停電で信号機が消えたことを想定し、手信号での車の誘導も学びました。

 仙台東警察署佐藤雄紀警備課長「若手警察官に対し、これまでの災害警備で得られた教訓を伝承していくとともに、災害をはじめあらゆる緊急事態に迅速、的確に対処できるよう、署員個々の対処能力向上に向けた訓練を継続して実施してまいります」

 仙台東警察署では、約半数が東日本大震災後に入った警察官だということです。