高齢ドライバーによる事故を防ごうと、仙台市泉区で講習会が開催され参加者が運転技術を確認しました。

 仙台市が毎年開催している講習会には、65歳以上の14人が参加しました。

 75歳の男性は、週4回ほどドライブに出掛けるため車を運転すると言います。車庫入れと縦列駐車に挑戦します。普段は、バックモニターが付いた車で運転しているため苦戦した様子です。

 「カメラの画面と実際の見え方とは違う部分もあるから。実際のことを重点を置いてやっていきたい」

 宮城県警によりますと、宮城県で2023年に発生した交通事故は4033件で、このうち4分の1の1036件が65歳以上の高齢ドライバーによるものだということです。

 宮城県警交通企画課佐藤睦美安全係長「加齢による認知・判断・操作の反応が少し悪くなっているんじゃないかなというところを理解して、今後の運転に役立てていただければ」