６日朝、仙台市太白区の八木山動物公園でレッサーパンダが展示場から逃げ出しました。園内ですぐに捕獲されましたが、職員が軽いけがをしました。

　仙台市によりますと６日午前９時１０分ごろ展示場から出て園内を歩いている雄のレッサーパンダ、ヤンヤン（９歳）を職員が発見しました。５分後に飼育担当職員が捕獲しました。

　飼育担当職員が、捕獲する際に腕を引っかかれ軽いけがをしました。来園者にけがはありませんでした。

　動物公園によると、職員が５日夜に作業のために使う入り口を閉め忘れ開いたままだったということです。

　門馬正樹園長「この度は皆様方にご心配をお掛けして誠に申し訳なく存じます。人間に危害を加える恐れのある野生の動物を飼育しているということをもう一度しっかり胸に刻みまして、その責任の重さを自覚して再発防止に取り組んでまいりたい」