2022年に宮城県栗原市でショベルカーが横転し下敷きになった男性作業員が死亡した事故で、宮城労働局は土木工事会社などを書類送検しました。

 労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されたのは栗原市の土木工事会社、丸久組と現場責任者の40代男性です。

 2022年6月、栗原市の工事現場で重さ2トンのコンテナバッグを吊り上げていたショベルカーが横転し60代男性作業員が下敷きになって死亡しました。

 労働安全衛生法ではショベルカーを荷物の吊り上げなどに使用することを原則禁止していますが、宮城労働局によりますと、工事を請け負っていた丸久組と現場責任者は、守っていなかった疑いがあるということです。