災害現場への出動を想定し、新人の消防士たちが約27キロの道のりを歩き抜く強歩訓練が仙台市で行われています。

 強歩訓練は過酷な条件下での活動に必要な気力や体力を養おうと、宮城県消防学校が毎年行っています。

 この春に採用された101人の消防士が重さ5キロのリュックや担架、ホースなどを担ぎながら往復約27キロのコースを歩いています。

 仙台市消防局熊谷輝消防士「訓練を通して一人前の消防士に近づけるように、全員で協力してやり切りたいと思います」

 新人消防士は1年間様々な訓練に励み、2025年4月から各地の消防署に配属されるということです。