憲法改正を巡り、岸田総理大臣は立憲民主党の泉代表に対し「責任ある対応をお願いしたい」と述べ、20日の憲法審査会から具体的な改正条文の起案についての議論を始めるよう呼び掛けました。

 3年ぶりに開かれた党首討論で、岸田総理は「憲法審査会で13年議論し、条文の起案にたどりついていない状況だ」と指摘しました。

 そのうえで泉代表に対して、20日は憲法審査会の定例日だとして、「条文の議論をしっかり進めることをお約束頂きたい」としたうえで、さらに「憲法に関わると国会を止めるということをぜひ言わないでほしい」と迫りました。

 泉代表は「我々はずっと審議に応じている」「論点が尽くされていないから議論をするのは当たり前だ」と述べました。