将棋の藤井聡太八冠(21)に同学年の伊藤匠七段(21)が挑戦している叡王戦第5局が20日午前9時から甲府市で始まりました。
叡王戦五番勝負第5局は振り駒の結果、藤井八冠が有利とされる先手番になりました。
藤井八冠は第3局を終えて1勝2敗となり、負ければタイトルを失うカド番に初めて追い込まれましたが、第4局に勝って2勝2敗として第5局に持ち込みました。
この対局に勝利すれば、自らの記録を更新するタイトル戦23連覇となります。
一方、藤井八冠を初めてカド番に追い込んだ同学年の伊藤七段は初めてのタイトル獲得がかかります。
持ち時間はそれぞれ4時間で、タイトルの行方は夕方以降に決する見込みです。