生成AIを使うことで社内業務が1回あたり平均でおよそ20分短縮できるという調査結果が発表されました。

 社内でChatGPTを応用させた生成AIを活用するパナソニックのグループ企業は、去年6月からの1年間、生成AIを利用した社員に調査し、およそ2000件の回答を分析しました。

 利用するたびにどれぐらい業務時間を短縮できたかを聞いたところ、平均で1回あたりおよそ20分減らすことができたということです。

 また、直近3カ月の利用回数は1年前の同じ時期と比べて41%増えていて、利用が広がっていることも確認できたとしています。

 この企業は一般的な質問のほか、社内の品質管理規定などを回答できる自社向け生成AIを開発していて、今後は人事研修のサポートなどに機能を広げる方針です。