北朝鮮メディアは金日成主席の死去から30年となった8日、追悼集会などが行われたと伝えました。

 9日付の朝鮮労働党の機関紙は金日成主席の死去から30年となった8日、平壌で行われた追悼集会に金正恩総書記が出席したと伝えました。

 党幹部が「主席の強国建設理念を必ず実現しなければならない」と追悼の辞を述べたということです。

 金総書記は同じ日、遺体が安置されている錦繍山(クムスサン)太陽宮殿を訪問したほか、追悼音楽会を鑑賞したと伝えられています。

 金正恩総書記の偶像化が進められるなか、先代の追悼行事は縮小されるとの見方もありましたが、慣例に従った規模で実施されたとみられます。