「仮面ライダー」などのヒーローものをはじめ、日本のキャラクターを次々と中国で紹介してきた現地の男性が日本政府から表彰されました。

 上海の日本総領事館で10日に表彰されたのは、日本のキャラクターを数々紹介してきた孫剣さんです。

 21年前に日本のIP(知的財産)を扱う会社を立ち上げ、精力的に日本文化の普及に努めてきました。

 中国の子どもたちの間では日本のヒーローものやアニメが大人気で、会場でも盛んに歓声が上がっていました。

孫剣さん 「日本の作品を輸入することで、お互いの国をよく知ることができる。同時に正義、助け合い、勇気といった価値観を子どもたちに広めることもできる」

 孫さんはキャラクターを中国の病院に派遣して入院している子どもたちを励ますなど、社会貢献の活動に熱心なことも評価されました。