11日の日経平均株価は、史上初めて4万2000円を超えました。

午前9時の取引開始と同時に4万2000円台を付け、終値でも最高値を更新しました。

経団連・十倉雅和会長 「もろ手を上げて喜ぶかといえば、必ずしもそうでもなく、やはり為替に助けられた企業業績も随分ある。ただ一方で、日本の経済も一連の政策が評価されて、変わり目に来たかなと」

連日続く“空前の株高”。専門家によりますと、背景にあるのは、海外の投資家が抱く“日本企業への期待感”です。

岩井コスモ証券・林卓郎投資情報センター長 「世界の投資家が日本を注目するような局面に入っている可能性。(Q.89年の最高値後、暴落したが)今後、業績が上振れていく可能性や、日本企業の構造改革が進みやすい局面にきている。当時はバブルといわれたが、今は内容に伴った上昇」