「忍者ハットリくん」と「マジンガーZ」。日本を代表する2つのキャラクターが能登半島地震の復興のため、立ち上がりました。

 富山県氷見市出身・故藤子不二雄Aさんの「忍者ハットリくん」と石川県輪島市出身・永井豪さんの「マジンガーZ」が能登半島地震の復興支援のため、初めてタッグを組みました。

 2つのキャラクターをあしらったチャリティーTシャツが完成し、13日から氷見市の「ひみ番屋街」で先行販売が始まりました。

訪れた人 「珍しいコラボだし、チャリティーになるならと思って来ました」

 Tシャツには「ハットリくん」と「マジンガーZ」が一丸となって被災地の復興に立ち向かうというメッセージが込められています。

 今月末には、東京にある富山県と石川県のアンテナショップでも取り扱いが始まり、経費を除いた収益は災害義援金として寄付されるということです。

 「ひみ番屋街」では輪島塗の箸や汁椀なども販売され、震災後に作られた蒔絵(まきえ)や沈金が見事な新作の夫婦碗などを多くの人が買い求めていました。