栃木県那須町で夫婦の焼けた遺体が見つかった事件で、警視庁は31歳の長女を2人に対する死体損壊などの容疑で再逮捕しました。

 会社役員の宝島真奈美容疑者は今年4月、仲間と共謀して那須町の河川敷で父親の宝島龍太郎さん(55)と母親の幸子さん(56)の遺体に火を付けて損壊し、遺棄した疑いが持たれています。

 事件当日、真奈美容疑者は現場周辺にはいませんでしたが、警視庁によりますと、押収した証拠品の解析や関係者の供述などから真奈美容疑者が関与していたとして今回、逮捕に至ったということです。

 事件に関わった真奈美容疑者ら7人は今月18日付で、夫婦への殺人の罪で起訴されています。