大麻や違法薬物40トン以上を親イラン武装組織「フーシ派」が押収し、焼却処分しました。一度に焼却した量としては、「イエメン史上最多」としています。

 ロイター通信によりますと、フーシ派は20日、イエメンの首都サヌアでフーシ派当局が押収した40トン以上の大麻やおよそ20キロの覚醒剤などを焼却処分しました。

 今回処分された薬物は過去1年間に起きた260件もの事件で押収されたもので、フーシ派の検察官は、一度に焼却した大麻の量は「イエメン史上最も多い」と主張しています。

 また、フーシ派が運営するメディアは内務省の話として、薬物のほとんどは近隣諸国、特にサウジアラビア向けであったと報じました。