有権者への香典を秘書らに持参させていた疑いがある堀井学衆議院議員について、いったん香典の名義を親族などに変更した後、再度「私の名義にして下さい」と指示していたことが分かりました。

 堀井議員は2022年ごろ、選挙区内の複数の有権者に対し、自分名義の香典を秘書らに持参させていた疑いがあります。

 関係者によりますと、事務所内で違法性を指摘する声が上がり、香典の名義を親族や自民党支部に変更しました。

 しかし、堀井議員が再度「私の名義にして下さい」と指示し、本人名義での配布が再開されたことが分かりました。

 堀井議員は特捜部の任意聴取に対し、配布の指示を認めているということです。