自民党の堀井学衆議院議員が選挙区内の有権者に対し、自分名義の香典を秘書らを通じて渡していた疑惑を巡り、東京地検特捜部が秘書らから任意で話を聞いていたことが分かりました。

　堀井学議員（52）は2022年ごろ、選挙区内の複数の有権者に対し、自分の名前が書かれた香典を秘書らに持参させていた疑いがあります。

　その後の関係者への取材で、東京地検特捜部が堀井議員の秘書らから任意で話を聞いていたことが分かりました。

　公職選挙法では、政治家本人が葬儀に参列した場合を除き、選挙区内で香典を渡すことを禁じています。

　堀井議員は次の衆院選への不出馬を表明しています。