有権者への香典を秘書らに持参させていた疑いがある堀井学衆議院議員(52)が東京地検特捜部の任意聴取に対し、「違法性を認識していた」という趣旨の説明をしたことが分かりました。

 堀井学議員は2022年ごろ、選挙区内の複数の有権者に対し、自分の名前が書かれた香典を秘書らに持参させた疑いがあり、特捜部は18日、地元の事務所などを捜索しました。

 その後の関係者への取材で、堀井議員が特捜部の任意聴取に対し、秘書を通じた香典の配布について、「違法性を認識していた」という趣旨の説明をしたことが分かりました。

 堀井議員は香典を渡す相手や金額を秘書らにLINEで指示していたということです。