■迷惑“ごみ持ち去り男”vs駅員

 駅構内に現れたのは迷惑な“ごみ持ち去り男”です。

 人が多く行き交う都内の駅構内。ごみ箱の前で男性が駅員を押しのけようとしています。今度は足を体重を乗せて必死にどかそうとします。

 男の目的は足元にあるごみです。

撮影者 「駅員が(ごみを)持ち出そうとするのを見て、注意しに行った。雑誌系とか新聞紙とか」

 駅員がごみの持ち去りをやめるよう声を掛け続けるも抵抗を続ける男性。

駅員 「駅のものだからやめて。駅のものだからやめてくれる?」

 男は聞く耳を持ちません。さらに、ごみを渡さない駅員に激怒。

男性 「ヤクザ呼ぶぞ、この野郎!」

 現場は物々しい雰囲気に包まれました。

■「ヤクザ呼ぶぞ」“脅迫”に駅員は

 駅に現れた“ごみ持ち去り男”。やめるように声を掛け続ける駅員に男は激怒。

 そして…。

 “ヤクザを呼ぶ”と強い口調で脅迫。駅員も毅然(きぜん)とした態度で立ち向かいます。

男性 「ヤクザ呼ぶんだよ!」 駅員 「呼べよ」 男性 「呼ぶぞ、この野郎!お前死ぬぞ!お前死ぬぞ、この野郎!呼ぶぞ!」 駅員 「呼べよ。早く呼べよ」

 脅迫に動じない駅員。その後、男は改札方向へ去っていったと言います。

撮影者 「見ていて、みっともないと感じた。マナーとかルールもあるので、それを破るのは良くない」

 JR東日本は衛生に影響が出るため、ごみ箱からごみを出すのはやめるように呼び掛けています。