郡仙台市長は仙台と香港を結ぶ定期便復活に向け、香港を訪れて航空会社にトップセールスを行うと発表しました。

 郡仙台市長「雪や紅葉など日本の四季を大変好まれる方も多いと聞きます。仙台、東北との相性が良いものと考えています。更なるインバウンドの拡大に向けまして私自ら直接現地に赴きまして関係者に仙台や東北の魅力をしっかりと伝えてきたい」

 23日の記者会見で郡市長は、29日から4日間の日程で宮城県や東北の観光関係者らと共に香港を訪れ、現地の航空会社4社に対し定期便就航に向け働きかけを行うと発表しました。

 更に現地メディアやインフルエンサーを対象に、県産食品の試食会や工芸品の紹介も行うということです。

 仙台と香港を結ぶ定期便は2011年を最後に運航がありませんが、格安航空会社グレーターベイ航空が7月、初のチャーター便を就航させていて、早ければ9月にも定期便を就航させる予定です。

 香港からの宿泊者は、2023年に1万2700人と過去最多となっていて、仙台市は定期便就航によってインバウンドを更に促進したい考えです。