山形県と秋田県を襲った記録的な大雨では、これまでに1人が死亡し、今も3人の行方が分かっていません。

 自治体はSNSでも情報を発信していますが、山形の大雨災害に関するXの投稿では、画像をクリックすると別のサイトが表示されました。

 こうした投稿は「山形」「大雨災害」といった言葉で検索すると大量に表示され、いずれも通販サイトなど全く関係のないページに誘導されます。

 投稿者は外国人の名前が多く、専門家は、災害に便乗して表示回数を稼ぎ、収益を得ようとしているのではないかと分析しています。

東北大学 災害科学国際研究所 佐藤翔輔准教授 「誰かがマニュアルで操作しているというわけではなくて、トレンドになっているキーワードを自動的に検知して、それを発信するような仕組みを恐らく作って、自動的に発信している内容だと思われます」

 専門家は、情報の発信元を十分に確認してほしいと呼び掛けています。

(「グッド!モーニング」2024年7月27日放送分より)