パリオリンピックは日本時間の27日午前2時半に開会式を迎えます。出場する宮城県ゆかりの主な選手をご紹介します。
仙台市出身の張本智和選手と妹の美和選手は日本卓球史上初、兄妹での出場です。
張本智和選手は日本のエースとして個人、混合ダブルス、団体の3種目に、初出場の16歳美和選手は団体に出場します。
張本智和選手「この3年間やってきたことをいい経験悪い経験全てがこのパリのためだったと思うので、自分を信じて仲間を信じてあとはやるだけかなと思います」
スケートボード女子ストリートには、東北高校1年の赤間凛音選手が初出場です。
大きな武器は、バーレーグラインドやフロントサイドトゥーセブンティボードスライドなど、女子では赤間選手だけができる高難度の大技です。
赤間凛音選手「世界一にはずっとなりたかったので世界一になるチャンスをいただいたので絶対、世界一になりたいと思います」
バドミントンは、男子ダブルスに2022年日本勢初の世界ランキング1位になった利府町出身の小林優吾選手が初出場です。最大の武器は、世界トップクラスの切れ味鋭いスマッシュです。
小林優吾選手「東日本大震災と能登半島地震を経験しているので、被災した方々に勇気と感動を与えられるニュースを自分が発信できれば良い」
バレーボール男子は名取市出身のミドルブロッカー、小野寺太志選手が2大会連続の出場です。日本の世界ランキングは過去最高の2位、史上最強と言われるチームでメダル獲得を目指します。
ボートのローイング女子軽量級ダブルスカルには、アイリスオーヤマの大石綾美選手が3大会連続の出場です。2028年のロサンゼルス五輪では軽量級は実施種目から外れることが決まっていて、大石選手は最後のオリンピックへ意気込みを語りました。
大石綾美選手「今まで日本が戦ってきた順位で一番最高な順位(8位以上)で終われるように頑張っていきたいと思っております」 名取市出身の小野寺太志選手がメンバー入りしている男子バレーボールは、27日が初戦です。