土砂崩れに巻き込まれたとみられ、1人が行方不明になっている秋田県湯沢市では、雨によって捜索が難しい状況が続いています。

 湯沢市上院内の国道13号では25日に土砂崩れが起き、道路の工事をしていた60代の男性の行方が分からなくなっています。

 警察によりますと、現場では石が落ちたり水が染み出したりしていて、再び土砂崩れが起きる危険があり、二次災害の恐れがあるとして午前9時半に29日の捜索を断念しました。

 30日の捜索は朝、天候を見て判断するということです。

 秋田県内では、明け方にかけて大雨が降る所がある見込みです。

 これまでの記録的大雨で災害の危険度が高まっている所があり、土砂災害や河川の増水などに厳重な警戒が必要です。