鈴木宗男参議院議員が去年10月に続き、再びロシアを訪問し、日本にとってはウクライナよりもロシアとの関係が重要だと持論を展開しました。

鈴木宗男参議院議員 「ウクライナとロシアを比較した場合、日本にとって死活的に大事な国はどっちか。領土問題解決、平和条約の締結。日本の一番の国益だと思っている」

 29日、鈴木議員はモスクワで漁業庁の高官と会談し、北方領土周辺海域での安全操業再開などを訴えました。

 その後の囲み取材では、ロシアによる侵攻の原因はウクライナ側にあると主張し、日本はロシアとの関係を優先するべきだなどと、持論を展開しました。

 鈴木議員は去年10月にも、所属していた日本維新の会に無断でロシアを訪問し、「ロシアの勝利を確信している」などと発言して党から除名処分を受け離党しています。