2日、およそ2200円と史上2番目の下げ幅を見せ、終値が3万5909円となった日経平均株価。

 その後のニューヨーク株式市場でも、7月の雇用統計が予想を大きく下回ったことから、ダウ平均は今年最大の下げ幅を記録しました。

 アメリカの景気後退が懸念されるなか、今週の日経平均株価はどんな値動きになるのでしょうか?

三井住友DSアセットマネジメント 市川雅浩氏 「下げの勢いがかなり大きいので、日経平均はしばらく下値を試す展開になると思います。3万4000円が一つの安値の目安になると、市場では見ている向きも多い」

 今週の注目点については、次のように話します。

市川氏 「株安の根底にあるのが、アメリカの景気に対する不安。今週はアメリカの経済指標に注目している参加者も非常に多いと思います。(きょう発表の)ISM非製造業景況感指数が、仮に景気の先行き懸念を和らげるなら、アメリカ株がいったん上昇して、日経平均も連れて上昇する展開も十分考えられる」

(「グッド!モーニング」2024年8月5日放送分より)