先週末に過去2番目の下げ幅を記録した日経平均株価は、週明けも一時2500円以上値下がりしています。

 日経平均が3万4000円を割るのは、およそ7カ月ぶりです。

 先週末に発表されたアメリカの雇用統計が予想を大きく下回り、市場ではアメリカの景気後退への懸念が広がりました。

 アメリカの主要な株価指数がそろって下落し、その流れを東京市場も引き継ぎました。

 また外国為替市場でドルが売られ、一時、およそ7カ月ぶりに1ドル=144円台まで円が高騰したことも株価下落の要因となっています。