アメリカ大統領選で先行きへの不確実性が高まるなか、22日の日経平均株価は3週間ぶりに終値で4万円を割り込みました。

 週明けの日経平均株価は先週末にウィンドウズを搭載する端末の一部で起きたシステム障害の影響から、ニューヨーク市場がハイテク株を中心に下落した流れを引き継ぎ、半導体関連株などを中心に値下がりしました。

 下げ幅は一時、500円を超え、終値は先週末より464円安い3万9599円でした。

 終値が4万円を割り込むのは7月1日以来、3週間ぶりです。

 アメリカのバイデン大統領による次期大統領選からの撤退表明については、想定内であることや表明がアメリカ時間の日曜日だったため、先行きへの警戒感はあるものの株価への影響は今のところ限定的と見られています。