記録的な大雨で、最上川の堤防が壊れ、大規模な浸水被害を受けた山形県戸沢村で応急の復旧工事が完了しました。

 戸沢村蔵岡地区では先月26日に最上川が氾濫し、堤防の役割も担っていた国道47号の一部がおよそ100メートルにわたって崩れ、全面通行止めが続いていました。

 24時間態勢で復旧にあたり、着工から8日ほど経った4日、交通規制が解除されました。

新庄河川事務所 黒沼俊一事業対策官 「ここ国道47号は、新庄ー酒田の幹線道路になっている。早急に復旧するのが我々の使命」

 国道47号は庄内地域へ向かう区間で規制が続いていて、復旧には1週間ほどかかる見込みです。